ぬか床の捨て方は?

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こんにちは、めしラボです。

ぬか床を捨てなければいけないタイミングにはいくつかあります。たとえば「ぬか床を腐らせてしまった場合」には当然捨てなければいけませんし、「足しぬかによりぬか床が増えすぎてしまった場合」にも捨てなければいけません。

ぬか床を食べない地域であればぬか床は徐々に増えていくものです。

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今回の記事は次のような人におすすめ!

  • 腐らせてしまったぬか床を臭わないように捨てたい。
  • 足しぬかによりぬか床が増えすぎてしまった。
  • ぬか漬け(ぬか床)の管理を止めたいと思っている。

ぬか床は燃えるごみで捨てられます。

ぬか床は米ぬかを乳酸発酵させた発酵床ですので、基本的には生ごみと同じ扱いになります。そのため料理によって出される生ごみ(野菜くずや食べ残しなど)と同じようにして捨てることができます。多くの自治体では燃えるごみであるはずです。

ビニール袋を二重にすれば臭いも気になりません。

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ぬか床の捨て方は?

ぬか床は燃えるごみとして捨てることができます。

ぬか床は米ぬかを乳酸発酵させたものですので、基本的には生ごみと同じ扱いになります。そのため多くの自治体では「生ごみとして燃えるゴミの日に出すように」と指示されます。野菜が漬けてあってもそのまま捨てることができます。

注意して欲しいのが水分量です。

ぬか床を捨てるには生ごみと同じ扱いになりますので、水っぽいぬか床は水切りをしてから捨てることになります。通常の水抜き(ぬか床の水抜き方法は?)では不十分ですのでザルなどに上げて水抜きをしてから捨てるようにします。

どこまでやるかは倫理観などの問題です。

生ごみの水分量は約80%といわれており、年間で多くの水分を燃やしていることになります。水分を燃やすことで燃焼効率が悪くなり、ごみ処理費用が余分にかかってしまいます。

少量であれば水抜きをせずに生ごみと一緒に捨ててしまいます。

ぬか床を捨てるパターンには「ぬか床全体を捨てる」「増えすぎたぬか床の一部を捨てる」の2種類があります。前者であれば水抜きをしなければいけませんが、後者の場合であればそのまま捨てても問題はないと考えています。

ぬか床を食べない地域ではぬか床の一部を捨てなければ増えすぎてしまいます。

ぬか床が増えていく理由は?

正しく管理されているぬか床は増えていきます。

ぬか床を食べる(ぬか床を調理に使う)地域ではこの限りではありませんが、ぬか床は足しぬかにより徐々に増えていきますので適宜捨てなければ増えすぎて管理しきれなくなっていきます。正しく管理されているぬか床は年に10~30%ほどずつ増えていきます。

ぬか床が少しずつ増えていかない場合には注意が必要です。

水分調節を兼ねた足しぬかをしているにもかかわらずぬか床が増えていかない場合には「漬ける量に対してぬか床が大きすぎる可能性」がありますし、ぬか床が増えすぎる場合には「漬ける量に対してぬか床が小さすぎる可能性」があります。

漬ける量とぬか床の容量のバランスがとれている場合には年間10~30%ずつ増えていくことになりますので増えすぎた部分を生ごみとして捨てることになります。

腐ったぬか床とは?

ぬか床は腐りにくい漬物床です。

ぬか床を捨てる要因として多いのが「放置していたぬか床が腐ってしまった」「ぬか床を止める(もしくは家族のぬか床を捨てる)」などですが、後者の場合は仕方ありませんが前者の場合であれば「本当に腐っているのか?」を確認します。

腐ったぬか床からはひどい臭いが発せられます。

ひどい臭いがせずに「表面にカビが生えている」「表面が白く変色している」「表面が黒く変色している」などを腐っていると判断しているのであれば、まずは表面を厚めに取り除いて内部の状態を確認してみてください。

もし内部の状態が正常であれば、そのぬか床は腐っていません。

まとめ・ぬか床の捨て方は?

ぬか床は燃えるごみで捨てられます。

ぬか床は米ぬかを乳酸発酵させた発酵床ですので、基本的には生ごみと同じ扱いになります。そのため料理によって出される生ごみ(野菜くずや食べ残しなど)と同じように水切りをしてから燃えるごみとして捨てることになります。

分量調節の少量の処分であればそのまま生ごみとして捨てても問題はありません。

※ぬか床容器は価格変動が大きいため注意してください。常温管理には米ぬかをこぼしにくい寸胴型容器、冷蔵庫管理にはデッドスペースのできにくい角型容器がおすすめです。