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こんにちは、めしラボです。

料理の味つけは塩味が基本になります。料理には5つの基本味(甘味・酸味・塩から味・苦味・うま味)がありますが、最も重要で分量がシビアになるのが塩味です。調味料の塩味(食塩相当量)を知ることは味つけの基本になります。

まずは普段使っている調味料の塩分から覚えていくことをおすすめします。

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今回の記事は次のような人におすすめ!

  • これから料理を始める人
  • 料理の味つけが決まらなくて悩んでいる人
  • レシピに頼らずに調理できるようになりたい人

料理の味つけは塩味が基本になります。

標準的な料理の塩分濃度は「飯0~0.6%、汁0.6~0.8%、菜1~1.5%、香3~8%」に味つけされていますので、調味料の塩分濃度と食塩1gあたりの分量、計量スプーンあたりの塩分量を知ることはとても重要なことになります。

レシピに頼らない料理法には欠かすことのできない知識になります。

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調味料の塩分濃度は?

調味料の塩分量は様々です。

ここでは「食品成分表」を基に塩分含有率を算出していますが、同じ名称の調味料(たとえば濃口醤油)であってもメーカーによる違いがあります。調味料の銘柄を固定して使用している場合には計算しなおしておくことをおすすめします。

特に決めていない場合には食品成分表の数値でOKです。

塩分含有率(%)
食塩・精製塩99.1
あら塩(並塩)96.5
濃口醤油14.5
薄口醤油16.0
味噌(信州味噌など)13
白味噌(西京味噌など)6.1
オイスターソース11.4
ナンプラー22.9
ウスターソース8.4
中濃ソース5.8
トマトケチャップ3.3

加工調味料類も同様です。

調味料には醤油や味噌などの基礎調味料の他に、めんつゆやつけだれ(ポン酢や焼き肉のたれなど)、ドレッシングなどのような加工調味料もあります。気に入って使用している加工調味料類もあらかじめ計算しておくと味つけがスムーズになります。

後々楽をするための下準備です。

計量スプーンあたりの重さは?

調味料には比重の違いがあります。

計量スプーンは小さじ1が5ml、大さじ1が15mlになっていますが、調味料には比重の違いがあるために同じ容積であっても重さの違いが生じます。たとえば同じ食塩であっても精製塩とあら塩(並塩)とでは比重が違うために重さもことなります。

以下は塩味に関わる調味料の重さです。

項小さじ1あたり(g)大さじ1あたり(g)
食塩・精製塩618
あら塩(並塩)515
醤油618
味噌618
ウスターソース618
トマトケチャップ618

覚えやすい数値になっています。

厳密に言えばあら塩の小さじ1は4.5g、濃口醤油の小さじ1は5.9gなどのように細かな数値になります。しかし正確な数値(小数点以下の数値)を覚えるのは現実的ではありませんし家庭料理に求められる精度はそこまで細かくはありません。

このことからも上記のようなアバウトな数値で覚えておいても大丈夫です。

食塩1gあたりの分量は?

食塩1gあたりの分量です。

前項では調味料の塩分含有率を紹介しました。より実践的な数値として「食塩1gあたりの分量」が重要になってきます。たとえば食材150gに対して1%の塩味をつけたい場合には1.5gの塩分が必要になるといった具合です。

食塩1gあたりの分量を知っていれば味つけは容易になります。

食塩1g相当量(g)
食塩・精製塩1
あら塩(並塩)1
濃口醤油6.9
薄口醤油6.3
味噌(信州味噌など)7.7
白味噌(西京味噌など)16.4
オイスターソース8.8
ナンプラー4.4
ウスターソース11.9
中濃ソース17.2
トマトケチャップ30.3

「100÷塩分含有率」で計算できます。

濃口醤油を例にすると「100÷14.5=6.90」となりますので、食塩1.5g相当量は「1.5×6.9=10.35」より約10gになります。計量スプーンであれば大さじ2/3弱(もしくは小さじ2弱)に相当する分量です。

台所には汚れてもかまわない電卓があると便利です。

計量スプーンあたりの塩分量は?

計量スプーンあたりの塩分量です。

家庭料理の味つけには計量スプーンを使用します。キッチンスケールを使用して重量で管理した方が正確な味つけになりますが、計量スプーンなどを使用して容積で覚えていかなければ目分量での調理は上達しません。

このことからも計量スプーンの大きさと塩分量は感覚的にでも覚えていくことをおすすめします。

小さじ1あたり(g)大さじ1あたり(g)
食塩・精製塩5.9
あら塩(並塩)4.8
濃口醤油2.6
薄口醤油2.9
味噌(信州味噌など)2.3
白味噌(西京味噌など)1.1
オイスターソース2.1
ナンプラー4.1
ウスターソース1.5
中濃ソース1.2
トマトケチャップ0.6

複数の計量スプーンを使います。

醤油や料理酒、本みりんなどに使用する計量スプーンは(水に浸けておくことで)使いまわすことができますが、砂糖や片栗粉などは保存容器ごとに計量スプーンを準備しておくと便利です(私は食塩には小さじ、その他には大さじを入れています)。

ストレスなく調理できる環境作りもとても重要なことです。

【補足説明】慣れれば計量スプーンがなくても調理できるようになりますが、はじめは小さじ1(5ml)や大さじ1(15ml)の感覚がつかめていませんし、新しい料理(味つけ)にチャレンジする場合には計量スプーンを利用した方が確実です。高いものではありませんので準備しておくことをおすすめします。

少々とひとつまみとは?

少々とひとつまみには個人差があります。

一般的に少々とは「親指と人差し指で軽くつまんだ量」、ひとつまみとは「親指、人差し指、中指で軽くつまんだ量」とされています。食塩であれば前者が0.3g前後となり後者が0.7g前後となりますが、個人差があるために敬遠する方も少なくありません(※書籍によっては前者0.5g、後者1.0gとされていることもあります)。

個人的には把握しておくことをおすすめします。

塩少々0.3g前後
塩ひとつまみ0.7g前後

味付けは少量での調理であるほど難易度が高くなります。

これは塩味を含む調味料(塩、醤油、味噌など)の計量が難しくなるためであり、なかでも食塩は約95%以上が塩化ナトリウムであるために影響力の大きな調味料であるといえます。最終的な味の調節には少々やひとつまみなどの感覚的な表現は避けられません。

このことからも、早い段階で自分の少々とひとつまみを把握しておくことをおすすめします。

まとめ・調味料の塩分量は?

味つけの基本は塩味の調節です。

塩味は甘味などと比べて閾値(味を感じることのできる最低の濃度)の低い味ですので、甘味やうま味は多少前後してもおいしい料理になりますが、塩味が前後してしまうと料理が台無しになってしまうことすらあります。

塩味を管理するためにも調味料の塩分量は確実に把握しておく必要があります。